日本の報道の自由:14位低下し、51位と急落



14位から51位と急落! とYahoo!ニュースでは書かれていた。


ただ、昨年は、37位だったはず・・・と、思っていたが、14位低下したということだったようである。



ニュースソース:
今年分:
http://www.rsf.org/article.php3?id_article=19388


昨年分:
http://www.rsf.org/rubrique.php3?id_rubrique=554
日本37位




一応、Yahooニュースの見出し通りにしてみた。
昨年でなく、以前の17位からの脱落といういみなのかもしれない。



愛国心高揚と記者クラブというシステムが民主主義の利益を損なっている。他、右翼活動家の襲撃もその原因らしい!

「“記者クラブ”というメディアと行政・政府の癒着構造「」が民主主義に損失を与えている。
戦前からこの構造は変わっていないのである。それどころか、最近、政府はメディア戦略を強化しているとの噂も・・・







Rising nationalism and the system of exclusive press clubs (kishas) threatened democratic gains in Japan, which fell 14 places to 51st. The newspaper Nihon Keizai was firebombed and several journalists phsyically attacked by far-right activists (uyoku).


その記者クラブのメンバーはどう報道しているか?
比較的そのまんま報道しているが、きっとテレビではなにも書かれないし、新聞にもさらっと・・・
   ↓
報道の自由…北朝鮮5年連続最下位、日本は51位

 【パリ=島崎雅夫】国際的なジャーナリスト団体「国境なき記者団」(本部パリ)は24日、168か国を対象に報道の自由に関する調査結果を公表した。

 北朝鮮が調査開始の2002年以来、5年連続で最下位、日本は51位(前年37位)だった。

 調査結果は北朝鮮について、「絶対的な権力を握る金正日体制が報道界を完全に支配している」として報道の自由がないことを指摘している。東アジアや中東に報道の自由に欠ける国が多く、ミャンマー164位、中国163位、イラン162位、イラク154位などの順。

 逆に、上位は欧州諸国が占め、1位はフィンランド、アイルランド、アイスランド、オランダの4か国となった。日本については、記者クラブの存在とナショナリズムの高揚を順位低下の理由として指摘した。
(読売新聞) - 10月24日10時57分更新

by internalmedicine | 2006-10-24 18:34 | メディア問題  

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