アメリカでは乳ガンが減った:ホルモン補充療法消極化の影響?

アメリカでは乳ガンが7.2%減少(2003年)、約1万4千名減少
専門家たちは、HRT使用が減ったためではないかと批評。

San Antonio Breast Cancer Symposiumでの報告らしい

ニュースソース:CNN(December 15, 2006)
Breast cancer drop linked to less use of menopause hormones
2002年、連邦Women's Health Initiative研究はエストロゲン・プロゲステロン製剤治験を、乳ガンリスク増加・心臓疾患問題のため、中止した。その結果、hot flashや他の閉経後症状の時間を減少する治療は最小量使用をという薬剤表示となった。
約1年で約半数がホルモン治療を中止することとなった。2200万処方が、1270万処方と2003年最終3ヶ月期まで減少した。


“血中測定したものを補充することが治療”というのはやはり乱暴な考えだと思う。
原因なのか、結果なのか、わからないまま、治療がなされているケースという野は多いと思う。たとえば、動脈硬化に係わると言われている指標、たとえば“ホモシステイン値(ホモシステイン値補正のための葉酸治療はBMJ 2005;331:1053 (5 November)))なども事例としてあげられると思う。

by internalmedicine | 2006-12-16 09:06 | 医療一般  

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