FDAクローン動物食用全面容認へ

医学ネタではないのだが、狂牛病騒ぎの時のような、アメリカ業者ごり押しの予感
そして、日本へも圧力・・・?

FDA Issues Draft Documents on the Safety of Animal Clones
http://www.fda.gov/bbs/topics/NEWS/2006/NEW01541.html
U.S. Food and Drug Administration (FDA)は動物のクローニングの安全性について3つの文書を発行した。
1)Draft risk assessment
2)Proposed risk management plan
3)Draft guidance for industry

2002年の草案のリスクマネージメントでは、データ不足を理由に羊クローンは人の食用にしてはならないと推奨。
クローン及びその子孫の健康、食用に係わる、数百のpeer-reviewed publicationのFDA分析などをベースに、クローン及びその子孫の肉、ミルクを毎日食しても安全というリスク評価草案を決定した。


パブリック・コメントを求めているそうである。・・・日本のようなインチキ パブリック・コメント募集なのだろうか?


一般的日本人は米国食肉に対する深い疑念があり、米国政府が業界からのつよい圧力があることも知っているので、日本では強い拒否反応が出るでしょうなぁ・・・




FDA Is Set To Approve Milk, Meat From Clones
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2006/10/16/AR2006101601337.html

・・・これの続報と思われる。



新聞記事として掲載されていた。

http://www.asahi.com/life/update/1229/008.html
米FDA、クローン食品に安全宣言 来年中に認可も
2006年12月29日15時54分
 米食品医薬品局(FDA)は28日、体細胞クローン技術を使って誕生した牛、豚、ヤギについて、その子孫を含めて肉や乳製品を飲食しても安全上の問題はないとする報告を発表した。

 報告に対する一般からの意見聴取を来年4月2日まで行い、食品として販売を認可するかどうか最終決定する。認可時期は未定だが、来年中の認可も「考えられる」(FDAのサンドロフ獣医学センター長)という。認可されれば世界初。同センター長は「その場合、通常の食肉と同様に輸出されることになるだろう」としている。(時事)

by internalmedicine | 2006-12-29 15:31 | くそ役人  

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