今年は、子どもの年であった by MedPage
2006年 12月 31日
小児肥満は小児の焦点であり、精神薬物の安全性に関して特に関心が持たれた年であったとのこと。
NHANES(National Health and Nutrition Surveys)データによると、腹部肥満は、心血管リスクと2型糖尿病のリスクの予測因子であり、1988年から1994年で約60%増加している。後年への問題を改善する方向性について朗報がある。
・運動だけでは子供の肥満予防できませんよ
"Physical activity to prevent obesity in young children: cluster randomised controlled trial," BMJ 2006.
・過体重児のいびきを運動は減少させる
Exercise and Snoring in Overweight Children: A Randomized Controlled Trial" Obesity 2006; 14.
・小児のウェスト径は大人と違って、容易に補正可能である
"Recent Trends in Waist Circumference and Waist-Height Ratio Among US Children and Adolescents." Pediatrics 2006; 118(5):1390-98.
・BMI85パーセンタイル超過の子どもは<50パーセンタイルに比べ体重増加し続け、思春期には過体重となる傾向が高い。小児科医はコースに従い、改善をサポートするという消極的な手段をとるより、より積極的に、関せリングを行いリスク状態の子どもに食事や運動の指導を行うべきである。
"Identifying risk for obesity in early childhood." Pediatrics 2006; 118:594-601.
by internalmedicine | 2006-12-31 12:23 | 医療一般