蜂を使って病気をみつける?

いぬはおしっこで膀胱癌を見つける
BMJ 2004;329:712 (25 September)
という論文があったが・・・


Martin Giurfaらは、ハチで砂糖水という報償により特異的な化学感覚を訓練して、化学構成成分を分離する能力を持つことを報告。化学物質のペア比較により知覚的な“距離”(perceptual distance)というのを割り当てることとなった。このドットを結合することによりハチによる“知覚空間”の予備的地図が形成され、サイズより化学上の特異的マーカーにより形作られていることが判明した。(LiveScience March 14, 2005 http://www.livescience.com/imageoftheday/siod_050314.html)

このハチの能力を用いて、非合法ドラッグや麻薬検知、結核・ガンなどの疾患に関連した尿中・血中・呼気の試料中の検出にひょっとしたら役立つ可能性があるらしい


爆弾 The New York Times May 13,2002にも


ミツバチ (Apis millifera)は170 odorant receptorを有していることが判明。
ショウジョウバエ (Drosophila melanogaster) の62、蚊(Anopheles gramblae)より多いものであったとのこと・・・
Genome Research 16:1395-1403, 2006

by internalmedicine | 2007-02-26 22:01 | 感染症  

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