鎮痛剤使用は高血圧リスクとなる


"Frequency of Analgesic Use and Risk of Hypertension Among Men"
Arch Intern Med. 2007;167:394-399.

同様なことは女性でも見いだされていた。週6-7回アセトアミノフェンを服用するひとは31%、非使用者に比べリスク増加する
アスピリンでも26%増加する (P<0.001 for trend.)
アスピリンは心血管毒性をescapeし、心臓発作の予防に使用されてきたわけだが、

・・・・・・・・・・・・
BMIがこの高血圧・鎮痛剤使用の関係に影響を与えている。
BMI25未満の場合、高血圧頻度リスク増加し、かなり肥満の場合はこの影響は少なくなる。
(P=0.01 for interaction),

NSAIDsでは、高血圧リスクは過体重・肥満男性で大きいが、BMI<25の場合は有意差が無くなる(P=0.01 for interaction)
アスピリンに対して、アスピリン・高血圧は相関無し(P=0.94 for interaction).


メカニズムは、血管拡張性のプロスタグランジン、腎尿細管のナトリウム再吸収抑制によるもの、アセトアミノフェンにおいては細胞の酸化ストレス増加、アセトアミノフェンとNSAIDsにおいては血管内皮の障害が考えられる。

by internalmedicine | 2007-03-01 08:41 | 動脈硬化/循環器  

<< 細菌にとっての外敵:抗生剤・ウ... ヒトパピローマウイルスワクチン >>