医療訴訟法曹関係者は診ない・・・医師たち 大激怒!
2004年 06月 25日
US doctors debate refusing treatment to malpractice lawyers
BMJ 2004;328:1518 (26 June), doi:10.1136/bmj.328.7455.1518
医師と医療過誤法律家相互の敵意は、アメリカ医学協会(AMA)は、法律家や、その家族雇用者に救急以外治療を拒否すべきという提案に関する動きに至り、議論がさかんとなった。
南カリフォルニアの医師、Chris Hwakらにもたらされた動きは無くなったが、それが提案された事実に関して両専門家の関係がまさに険悪になっているかを示すものであると、感じた医師がいる。
医療過誤の成功報酬が保険料金に組み入れられているという影響に対してとりわけ怒っている。
Clinton "Rick" Miller医師(ニューハンプシャーの著名な脳外科医)は、救急以外治療を拒否するアイディアを支持する医師の一人である。
25年のキャリアの中で、医療過誤は無い。しかし、医療責任保険料に84,151ドル払った。税引き後の手取りは64,00ドルであると言っている。“それは医療過誤保険料以下です”とMiller医師はのべた。“客観的に見て、これが如何に絶望的なことか”
かれは公的に、Tim Coughlin(ニューハンプシャーのTrial法律協会の会長)を緊急時以外治療しないと述べている。Coughlinが、医療ミス訴訟に対する上限立法に対してロビー活動をしたためである。
・・・・・(後略)・・・・
医療過誤訴訟の上限枠設置はブッシュの演説の中に出てきます。
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2003年ブッシュの一般教書演説の中で、きれいさっぱり、マスコミで無視された部分があります。
“我々の医療システムを改善するため、最もコストを高くしている部分に着手しなければならず、それは医師や病院が一方的に訴えられている不公正さにある脅威です。(拍手)
過度の訴訟のため、結局、みながより多く医療費を支払わなければならないし、アメリカの多くで良医を失っています。軽率な訴訟によって、だれも治癒することはありません。。私は、医学の責任改革案を可決するように議会に促します。(拍手)”
(参考:my URL)
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このときまではブッシュは好きだったのだが・・・
by internalmedicine | 2004-06-25 15:41 | 医療一般