オランダでスタチン副作用過剰報道
2007年 03月 24日
オランダのテレビ局がスタチンの副作用を過剰に演出して患者の安全性を損ねたとオランダの医師たちが警告を与えたとのこと
BMJ 2007;334:604-605 (24 March)
薬剤というのは必ず、有害性も存在する。有益性との天秤で使用されるものだし、コストから考えて拒否する事例もでるのは仕方がない。
だが、一方的に薬剤を否定し、市場から駆逐を目的とするのみ主張する集団、薬剤を批判することで利を得ようとする輩・・・の主張を垂れ流しにすることは、公共性を逸脱していると思う。
みのもんたのタミフル“脳症”の断定的発言の数々は、その事実が確認されていないのだから、風評被害ともなりえる可能性さえあるのだ。
な日本でも、スタチンの横紋筋融解症に関して数年前大騒ぎしていたようだが、日本の報道はかなり一方的で、スタチンの効用に関する冷静なコメントはほとんどなかったと記憶している。
製薬会社は、そろそろメディアを風評被害や報道被害で訴訟の場で断罪した方がよいと思っているのだが・・・まぁかれらもメディアと持ちつ持たれつと関係があるのかもしれない。
by internalmedicine | 2007-03-24 11:35 | メディア問題
