安定冠動脈疾患に対するステント術は古典的治療より優秀でない:COURAGEトライアル

安定冠動脈疾患に対するステント治療は、薬物療法より優れているとは言えない・・・・というトライアルの結果・・・ACCの目玉話題の一つ(pdf)になってしまったようだ。



COURAGEトライアル(4.6年フォロー後)、プライマリエンドポイント
PTCA 19.0% vs 薬物治療 18.5%

セカンダリエンドポイント(卒中、ACSでの入院、心筋梗塞、死亡)でも有意差がなかった。

Optimal Medical Therapy with or without PCI for Stable Coronary Disease
Published at www.nejm.org March 26, 2007 (10.1056/NEJMoa070829)

ステント挿入はまず狭心症の症状減少には有効であったが、6年後の狭心症症状無し例としては74%(vs7薬物治療 72%)で、有意差無し

cost of quality of life year 比較 :$217,00 vs 薬物治療: $50,0001,2,3年後も薬物療法が少ない。

COURAGEトライアルの結果、安定狭心症に対してまず至適薬物療法を推奨し、危ない橋を渡らないように推奨するようにすべき




NEJMのエディトリアルでは、COURAGEの結果から、安定冠動脈疾患の治療は、医療経費削減のため、PTCAが狭心症治療において確立してから、変わるべきであろうという結論づけている。

私の知っている限り、安静時狭心症どころが、無症候性の狭心症にさえ、ステント挿入するあほ循環器医者がいますが・・・しかも、冠動脈CTに基づき・・・


多くの冠血管形成術は不要であったと、各メディア扱っている・・・
・Most Angioplasties Unneeded, Study Finds
abc news: http://abcnews.go.com/Health/wireStory?id=2982374

・Most angioplasties are unnecessary, study finds
msnbc: http://www.msnbc.msn.com/id/17800298/

・In Trial, Drugs Equal Benefits of Artery Stents
NYtimes: http://www.nytimes.com/2007/03/27/health/27stent.html?_r=1&ref=health&oref=slogin

・Study: Most angioplasties not needed
cnn: http://edition.cnn.com/2007/HEALTH/conditions/03/26/stents.vs.drugs.ap/index.html

by internalmedicine | 2007-03-27 17:27 | 動脈硬化/循環器  

<< 再構成HDL点滴による冠動脈動... CETP阻害剤治験:torce... >>