人工呼吸器関連肺炎の臨床判断に参考になる所見
2007年 04月 17日
人工呼吸器関連肺炎の臨床判断に参考になる所見
Does This Patient Have Ventilator-Associated Pneumonia?
Michael Klompas, MD
JAMA. 2007;297:1583-1593.
発熱、白血球数異常、膿性気道分泌物が存在しないことはVAPの可能性を少なくする
以上の項目中2つとレントゲン上の新規陰影あれば、VAPの尤度増加(summary LR, 2.8; 95% confidence interval, 0.97-7.9)
新規陰影の無いことでVAPの尤度減少 (summary LR, 0.35; 95% confidence interval, 0.14-0.87).
気道分泌物に好中球数<50%ならVPAの尤度減少(LR range, 0.05-0.10).
2001年でやや古いが、ほぼ同じテーマの論文がCDCに掲載されている
PSB、BAL至上主義の時代
by internalmedicine | 2007-04-17 16:26 | 呼吸器系