アメリカでは肺腺癌減少期となったようだ・・・
2007年 05月 01日
(Chest. 2007; 131:1000-1005)
1973 から 1998年で、肺腺癌(ADL)年齢補正発生率は男性83%、女性200%増加
1997から2003年で、男性14%、女性8%減少
生後コホートによる肺腺癌年齢特異的発生頻度の解析により1934年生まれ以降減少している。
アメリカの喫煙率

日本の喫煙率と肺癌発生率

(http://www.health-net.or.jp/tobacco/ladies/mr4000006.html)
縦スケールの違いに注目すべき!
“現行の日本の男性の喫煙率はアメリカの1960年代並み”であり、日本人男性の肺腺癌が減り始めるのは50年後なのかもしれない。
生存率全般の影響

ところで、以下の症例報告、ちょっとどきっとした・・・
air crescent signを呈した肺腺癌例
Adenocarcinoma of the Lung Presenting as a Mycetoma With an Air Crescent Sign
(Chest. 2007; 131:1239-1242)
by internalmedicine | 2007-05-01 09:06 | 呼吸器系