CDCはインフルエンザ パンデミック対策としてN95マスクを一般にも知らしめるつもりらしい

“日本の「新型インフルエンザ対策ガイドライン(フェーズ4以降)」について”を見ると
なお、N95マスクに関しては、医療関係者等で、インフルエンザ症状のある人との近距離での接触が予想される場合にのみ必要である。(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/pdf/09-11.pdf
とされている。

確かに、(ウィルスを)素通りしないためには、厚くて息苦しくなるN95マスクを使う必要があるが、それを一般国民が使うのにはムリがある。マスクの開発とともに、医療機関は常に備蓄が望ましいと思う。

ところが、CDCの方は、以下のPress Reportをみると、N95マスクを一般にも広げようとしているようである。



www.pandemicflu.govの宣伝


インフルエンザパンでミック中のN95マスク(N95 respirator)使用を医療関係者以外にも知らしめる目的のPress Report

・備蓄を数百万行っている。ただ、その供給が米国では輸入に頼っている。

NIOSHのリスト商品を購入が望ましい

・新しい技術に基づくマスク開発が望ましい

CDC Issues Interim Guidance for the Use of Facemasks and Respirators in Public Settings During an Influenza Pandemic
CDC Press Briefing(http://www.cdc.gov/od/oc/media/)


http://video.vdat.com/playfile.asp?brand=VN&file=69488_70862.asf&stream=w&media=a



ところで、日本において、国家・医療機関におけるN95マスク相当のマスクの備蓄はなされているのであろうか?SARSの時話題になったのだが・・・


それと、NIOSH対応マスクなどの宣伝文句はホントに正しいのだろうか?

今年はゴールデンウィーク中も比較的インフルエンザを診ることが定点報告として週4回以上が続いている。3日前ちょっとうつったかな?と思いながら・・・この文を書いている。

by internalmedicine | 2007-05-04 12:13 | 感染症  

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