カプセル内視鏡に関するあほな情報垂れ流しする馬鹿メディアたち

カプセル内視鏡ってのは、素人ほど飛びつくわけだが、膨大な写真のデータを誰が読むんだということから、検査する側に関わるほど懐疑的になってしまう。画像分析ソフトウェアの開発の問題が重要なんじゃないかと思うのだが・・・

食道内視鏡の技術さえ怪しいアメリカの医者だから、食道内視鏡カプセルなんてものの商売が成り立つわけで・・・日本のメディアは日本の医者の実力を軽視する・・・その先にアホな情報伝達がある。

だいたい、現状では胃,大腸に関しては全く無力であり、胃内視鏡や大腸内視鏡の即代替ということはありえないのだが・・・はたして馬鹿メディアどもが・・・あほな情報垂れ流しを始めた。

・・・・やじうまなんたらというテレビ朝日系の情報?アホ番組で、すべての消化管内視鏡の代わりになるような脳天気な紹介がされていた・・・やっぱりこういうのが出てくるだろうと思っていた。・・・あまりにアホすぎるコメンテーターに解説者・・・・あんなの誰が見るんだろう(私は時々ネタ探しに見ているが・・・・そんな人だけかも・・・)、そして・・・MCの吉澤はイスラエル開発というところで引っかかったようで、アメリカで開発と言い間違えていた・・・(笑)

飲み込むだけで検査ができる画期的な「カプセル内視鏡」・・・なんて誤解を生む表現はメディア全体で自重してほしい。


PillCam™ ESO video capsule

UpToDateによれば・・・
オリジナルなカプセルは、イスラエルのYoqneam社で、usでは2000年8月に承認
M2A Plusカプセルに置き換わり、現在、PillCam(PillCam SB)となっている。

このシステムには腹腔内の位置づけをするソフトウェアが必要






最近は、食道用のesophageal PillCam (PillCam ESO)が食道粘膜病変検出のため承認を受けている。


適応 — 小腸へのVCEは発展している。
一番の適応としては成人の出血源不明の消化管出血部位診断とされる。
Crohn病の診断として利用が増え、その広がりや重症度の判断に用いられている。
VCEは、小腸腫瘍、NSAIDs使用時の小腸病変の検出、腹痛が機能的なのか器質的なのかの描出に一定の役割を果たし、celiac病の評価に役立つかもしれない。
10歳超の子供への臨床経験も増えている。

施行方法 — 携帯・入院患者ともに使用可能、少なくともovernight(12時間)患者は絶食が必要であることが一致した意見(PillCam ESO は2時間?)。さらなる検査前処置は議論があるところであり、まだコンセンサスはなされてない(Endoscopy. 2005 Oct;37(10):1040-5.)。





ラジオNIKKEI:PDF(2005/02/14)

日本では、不信を与えるような行動をとる会社が先行的に開発しているという報道があり、日本での開発に悪い影響を与えているんじゃないかと思うのだが・・・オリンパスなどの開発にがんばってもらいたいところである。

by internalmedicine | 2007-05-11 08:14 | 消化器  

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