“脳のペースメーカー”という考え:DBS(Deep brain stimulation)

命名がうまいのだろう・・・“脳のペースメーカー”

アメリカ連邦FDAで認可されており、パーキンソン病や他の振戦疾患に対しては実験治療とは既にいえない状況である。しかしながら、パーキンソン病では視床下部への刺激は推奨されておらず、振戦と固縮の場合のみ視床下部への刺激が役立ち、痛序はglobus pallidus(淡蒼球)への刺激は推奨されている。片方の症状のみであれば淡蒼球の刺激でよい。(Cleaveland Clinic Information Center



(この写真はDBS(Deep brain stimulation)として紹介:CleavelandClinic)

パーキンソン病や他の運動性疾患の症状改善のために電気的シグナルを消し去る方法
1977年FDAが認可し、約3万人のに使用されているのに、メカニズムは完全には理解できていない。
Dukes University Pratt Schoolの生物医学エンジニアは脳深部のrapid-fire電気的パルスを投与したときに“information lesion”と彼らが呼ぶ領域が作られることを発見した。

振戦の患者では周期的burstが生じる、たとえば、「ポン・ポン・ポン・(沈黙)・ポン・ポン・ポン・(沈黙)」のように脳内の病的回路が形成されているというのである。
代わりに“ポン・ポン・ポン・ポン・ポン・ポン”というに置き換えれば“information lesion”は消え去るだろう。高周波深部脳刺激は手術のように働き、重症の振戦疾患やてんかんの治療としての可能性が生じる。

2007年journal IEEE Tranactionに報告している。

ソース:http://www.pratt.duke.edu/news/?id=921



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by internalmedicine | 2007-05-31 12:10 | 医療一般  

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