過度の不安反応を示す理由のひとつ:セロトニン受容体機能の異常

何千回も通った帰り道、2回十代の不良連中に絡まれかけたときに、多くの人々は他の日にもおそれを感じる。一度怖い経験をしたら二度と一人旅ができないなどということなど・・・そういう不安感を克服する新しい治療法につながるかもしれない・・・セロトニン受容体欠損マウスの実験結果

家庭など頻回血圧測定による有害性で述べたが、異常に不安を抱く人たちがいる。そういう人たちにとって、ちょっとした血圧の変動も、帰り道の不良にあったのと同じで、過度の不安を・・・

結果的には・・プロザックの宣伝になってしまっているのが気になるが・・・

Mutant mice become scaredy-cats
Over-anxious rodents reveal how the brain assesses risk.
Nature 3 June 2007; | doi:10.1038/news070528-13
原論文:Tsetsenis T., et al. Nature Neuroscience, doi:10.1038/nn1919 (2007).
フラッシュライトにさらされたときに毎回電気ショックをうけているマウスはフラッシュライトだけでおそれを持ち、すくむこととなる。フラッシュライトなしで電気ショックを受けたマウスはフラッシュライト後のおそれは少ない。
神経伝達物質セロトニンの特異的受容体のひとつである、5-Htrの欠損にて反応を示す。このマウスは不安感に満ちており、あいまいな状況での真の驚異を客観的に評価できない状態となっている。
この受容体は、マウス成長の時に必要であるが、この決定時期にこれが適切に機能しなかった場合、後年不安から過度に影響を受け続けることとなる。

by internalmedicine | 2007-06-04 08:35 | 医療一般  

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