健康食品名称もだが・・・イメージ画像とやらもどうにかならないか?



60健康食品の名称にNG 厚労省が3社に異例の指導
 「さらさら」「圧ダウン」「快眠」など、健康食品の名称の一部に医薬品としての効能や効果をイメージさせる言葉が使われているとして、厚生労働省が健康食品メーカーのディーエイチシー(DHC、東京都港区)、ファンケル(横浜市)、小林製薬(大阪市)の3社に対し、計約60品の名称変更を指導していたことが22日、分かった。
 大半はサプリメントと呼ばれる錠剤タイプの食品。3社はこのうち計54商品の名称変更を決め、ほかに9商品については販売を中止した。厚労省がこれほど大量の商品名変更を指導するのは異例。同省医薬食品局は「薬のような効能、効果を消費者に期待させる商品名は薬事法違反となる可能性がある。3社の商品には紛らわしい名称が特に多く、改善が必要と判断した」としている。
 変更はそれぞれDHC19、ファンケル18、小林製薬17の商品。河北新報


具体的事例として・・・
DHC:「さらさら」 「圧ダウン」
ファンケル:「さらさらサポート」 「快眠サポート」
小林製薬:「サラサラヘルプ」 「健視ヘルプ」


対して・・・メーカー側は・・・
約60もの健康食品の商品名について厚生労働省が変更を求めたことに対し、メーカー関係者からは「どこまでの表現なら許されるのか(基準が)あいまいだ」と戸惑いの声が出ている。


これって、効能をはっきり表記すれば薬事法違反に当たるわけで、図々しい主張と思う。


命名もだが、あのイメージ図というのを規制してほしいとおもうのだが・・
→ 小林製薬CM : http://www.kobayashi.co.jp/Seihin/cf/index.html

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一般大衆へのイメージをメディアで作り上げて、販売促進をする・・・いったい何が悪いんだ!ってのが、こういう企業の戦略なのである。そして、実際の薬効とは無関係のイメージで商売している企業であることを一般の人たちも知っておかなければならない!

by internalmedicine | 2007-06-23 11:16 | メディア問題  

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