中国製品には注意を


中国製有害歯磨き粉 100円ショップでも販売 130万本出荷(Sankei web (2007/06/28 01:47))ってのが書かれている


アメリカは非科学的と過激な反論!練り歯磨き混入は低毒物質で問題なし!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070603-00000005-rcdc-cn・・・・と抗弁するようなところだから・・・


このパナマ事件のいきさつについてちょっと触れた・・・> ジエチレングリコール


Q&A: Why China Tops the FDA Import Refusal List(npr)
米国でのペットフーズや家畜飼料フーズでのメラミンが見つかったことはFDAの中国からの食品汚染に関する調査のきっかけとなった。FDAが問題を認識するようになったのは、このメラミン(← 一部メラニンの誤植がある。メラニン →メラミン)の汚染問題からである。
2つの中国の工場が、本来水泳プール消毒に用いる化学薬品を、小麦や米製品にまぜて。メラミンはペットフード中のタンパク含有量(窒素含有量)を多く見せかけるために混入させたのである。

しかしながら、米国も、中国製品の潜在的な危険性を認識しても、輸入を辞めることができない。

低コストということで、極端な例は、アスコルビン酸(ビタミンC)で、米国内の製造工場は1カ所のみで、80%が中国で作られているという著者らの認識。
もし、今更、自国内で生産しようにもできない状態に陥っている。アスコルビン酸は食品保存としても使用され、添加物として広く用いられている。

中国のDEG(diethylen glycol)はパナマでの51名の死者を出した事件以外に、1990-1998年に同様なDEG中毒事件があり、アルゼンチン、バングラデシュ、インド、ナイジェリアと数百名の死者を出しているのである。



中国製品輸入は後戻りできない状況になっているようだ。

180の工場を閉鎖させたというが・・・その間に輸出された製品はいったいどうなってんだろう?
cnn June 27, 2007




アメリカは中国からの5種の魚類輸入制限:cnn 4:36 p.m. EDT, June 28, 2007

ヨーロッパは2002年1月に中国製食品輸入制限を行っていた。

日本は、中国からの食・工業製品に対してあまりに無防備なのではないか?

by internalmedicine | 2007-06-28 17:36 | その他  

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