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aliskirenとvalsaltan

この研究の目的は、2つのレニン系介入薬剤、新規経口レニン阻害薬aliskirenとvalsaltanのそれぞれ単独か、併用かの比較したもの

レニン系は、高血圧治療の鍵となっている。ACE阻害剤、ARBsは心血管、腎臓、代謝系イベントなど広範にその有効性が判明してきている。しかし、ACE阻害剤とARBの最大投与量が腎臓アウトカムへの影響が降圧効果とequivalentであるという報告もある。CHAM-Addedでは、ARB+ACE阻害剤が有意に併用療法でのメリットを示しているが、VALIANTでは有意なアウトカムはなかった。しかも、いままでのトライアルでは耐用性が低く、なかなか併用困難ということとなっていた。



Aliskirenは直接のレニン抑制剤で、ARBとの併用も期待されるものであり、ノバルティスから発売予定と思われる。

Efficacy and safety of combined use of aliskiren and valsartan in patients with hypertension: a randomised, double-blind trial
The Lancet 2007; 370:221-229
高血圧患者1797名(平均拡張期血圧95-109 mm Hg、日中8時間持続拡張血圧≧ 90 mm Hg)
・aliskiren 150 mg(n=437)
・valsartan 160 mg(n=455)
・aliskiren 150 mg+valsartan 160 mg(n=446)
・プラセボ(n=459)


プライマリエンドポイントは8週後の拡張期血圧

8週目、aliskiren 300 mg と valsartan 320 mg にて 平均拡張期血圧 12.2 mmHg低下し、有意に単剤治療より低下
aliskiren 300mg : 9.0 mmHg 減少
valsartan 320 mg 9.7 mmHg 減少
プラセボで 4.1 mmHg 減少


副事象イベント、検査値異常は全群で同様

by internalmedicine | 2007-07-21 09:26 | 動脈硬化/循環器

 

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