SU剤が2型糖尿病を合併する急性卒中アウトカムを改善する可能性
2007年 08月 07日
SU剤であるglibenclamide(gyburide)でchannelをブロックすることで齧歯類卒中モデルで、sulfonylurea receptor 1-regulated NCCa-ATP channel をupregulateし、死亡率、脳浮腫、卒中を減少させる。卒中時と入院時ともにSU剤服用している2型糖尿病患者のアウトカムが優れているという仮説が打ち立てられた。ラットの脳障害モデルでのastrocytes非選択的なchannelは、細胞質のCa2+やATPによりreglulateされ、SUR1と類似したadenine nucleotidesに感受性を示す。
SUR1は(Ca-ATP) channelのpore-forming portionの機能的カップリングを形成 ( J Neurosci. 2003 Sep 17;23 (24):8568-77 13679426 )。
Sulfonylureas Improve Outcome in Patients With Type 2 Diabetes and Acute Ischemic Stroke
(Stroke 2007, doi:10.1161/STROKEAHA.107.482216)
【方法】1994-2000年の急性の虚血性卒中発症後24時間以内の糖尿病を有する患者のカルテをレビュー(Neurology Clinic, Charité Hospital, Berlin, Germany)
プライマリアウトカムは、入院から退院までの4ポイント以上のNIH卒中スケールスコア0
セカンダリアウトカムは、退院時修正Rankin Scale score 2以下
【結果】
対照・治療群間の有意な差は、卒中病型以外、ベースラインの変数では差異無し
プライマリアウトカムでは治療群36.4%、対照群7.1%(P=0.007)
セカンダリアウトカムでは治療群81.8% 対象群57.1%(P=0.035)
サブグループ解析では、非ラクナ型のみ改善を示し、性差や以前の一過性脳虚血発作、血糖値とは独立したものであった。
【結論】
SU剤は糖尿病を有する急性虚血性卒中患者でbenefitを有するかもしれない。
さらなる毛当が必要
NIH Stroke Scale( pdf )
Modified Rankin Scale < ref >
by internalmedicine | 2007-08-07 08:43 | 動脈硬化/循環器
