高齢者の性的活動性と健康

57-85歳の大規模調査で、加齢とともに性的活動性が減少するが、多くの老人がまだ性的活動性のある状態にあるという報告。女性は男性に比べて性的活動性が少なく、多くの老人は性的な闇を有する。性的なことで医師と相談する率は少ない。


A Study of Sexuality and Health among Older Adults in the United States
N Engl J Med Volume 357:762-774 August 23, 2007 Number 8

この確率サンプルの非比重調査回答率は７４．８％で、比重化回答率７５．５％

性的活動性の頻度は年齢とともに減少
回答者の内、54-64歳で７３％、６５－７４歳で５３％、７５－８５歳で２６％

女性は男性よりどの年齢層でも有意に少ない

性的活動性のある回答者の内、約半数の男女で少なくともひとつは性的悩みをもつ

男女共通で性的問題の頻度で最も多いものは、性欲のないことで４３％、膣内潤滑性のなさ３９％、絶頂感不能（３４％）

男性の内、最も多いものはEDで３７％

全男性のうち、１４％が医薬品やサプリメント使用にて性的機能の改善があったと報告

健康状態が悪いほど性的活動性は少なく、性的に活動性のある回答者は活動性のない回答者より性的問題があると回答することが多い。

50歳まで医師に性について報告した割合は男性３８％、女性２２％

12ヶ月以内に少なくとも1人のパートナーと性行為あった場合を性的活動性があるとする



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