本日付で、ヘリコバクターピロリ再除菌適用認可
2007年 08月 23日
やっと、除菌不成功例者たちに、顔向けができる。
タケプロン/アモキシシリン/メトロニダゾールによる3剤併用の除菌率
①H.pylori除菌不成功例に対し、96.2%
②クラリスロマイシン(CAM)耐性例に対し、97.5%
・・・と、優れた除菌率であるらしい
プロトンポンプインヒビター、アモキシシリンおよびクラリスロマイシンの3剤投与によるヘリコバクター・ピロリの除菌治療が不成功の場合は、これに変わる治療として、通常、成人にはランソプラゾールとして1回30mg、アモキシシリンとして1回750mg(力価)およびメトロニダゾールとして1回250mgの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する
まだ、現時点で、医療用医薬品の添付文書情報 でも改訂されていない。
フラジール内服錠 に 関して、相互作用、特にアルコール、ワルファリンに注意、特にジスルフィラム作用について注意、ワルファリンに関しては作用増強。
症状としては腹部症状(下痢、軟便など)に注意すること
あくまでも二次除菌であり、初回では適用外であることに注意必要
※使用のさいは、各自別ソースなどで確認いただきたい
by internalmedicine | 2007-08-23 17:13 | 消化器