本日付で、ヘリコバクターピロリ再除菌適用認可

本日付で、ヘリコバクターピロリ再除菌の適用追加があったとのこと(MRさん情報で、日刊薬業報道で確認)



やっと、除菌不成功例者たちに、顔向けができる。



タケプロン/アモキシシリン/メトロニダゾールによる3剤併用の除菌率
①H.pylori除菌不成功例に対し、96.2%
②クラリスロマイシン(CAM)耐性例に対し、97.5%

・・・と、優れた除菌率であるらしい

プロトンポンプインヒビター、アモキシシリンおよびクラリスロマイシンの3剤投与によるヘリコバクター・ピロリの除菌治療が不成功の場合は、これに変わる治療として、通常、成人にはランソプラゾールとして1回30mg、アモキシシリンとして1回750mg(力価)およびメトロニダゾールとして1回250mgの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する


まだ、現時点で、医療用医薬品の添付文書情報 でも改訂されていない。

フラジール内服錠 に 関して、相互作用、特にアルコール、ワルファリンに注意、特にジスルフィラム作用について注意、ワルファリンに関しては作用増強。
症状としては腹部症状(下痢、軟便など)に注意すること

あくまでも二次除菌であり、初回では適用外であることに注意必要

※使用のさいは、各自別ソースなどで確認いただきたい

by internalmedicine | 2007-08-23 17:13 | 消化器  

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