ショウジョウバエは炭酸水を検知する味覚を有している
2007年 08月 30日
ショウジョウバエがたかるのは彼らにとってバナナより魅力的なのかもしれない。ショウジョウバエは炭酸水を好み、イーストを含む腐敗した果物のようなものは炭酸ガスを含む。
ショウジョウバエが炭酸ガスの味覚を検知し、それは、十分熟しているか、毒性さえあることを知覚するのに役立つのかもしれない。
E409という、味覚神経のニューロンは甘味、苦みとして知られているものではなかった。甘味、苦みニューロンと別部位に放射することを蛍光蛋白処理により見いだしている。
E409ニューロンが高炭酸、ビールやイースト、炭酸水といったもので反応すること、そして、低炭酸状態では反応しないことを見いだした。ショウジョウバエは炭酸の濃い場合に反応を示すが、E409ニューロンを切断した場合は反応を示さない。
ショウジョウバエは炭酸をかぐことができるため嗅覚と味覚を分離することに気を遣ったようである。
Researchers Find New Taste in Fruit Flies: Carbonated Water
NIDCO(National Institute on Deafness and Other Communication Disorders)
by internalmedicine | 2007-08-30 15:00 | 医学