高身長遺伝子
2007年 09月 03日
この新しく発見された遺伝子、身長差1cmなんで・・・騒ぐほどのことではないが、身長というのはやはり多遺伝子的なんだなぁ…とあらためて思う。
親が背が高ければ背が高い、しかしながら、この事実を知っていながら、コモンな遺伝子が同定できていなかった。最初発見されたものは、“HMGA2”というものらしい。
だが、この遺伝子、2つのコピーを有するひとと、コピーのない人の差は1cmに満たない差であり、さほど広範に影響をもたらしているものとは思えないとのこと。身長は多遺伝子的にきまるようである。
肥満と異なり、人の身長は食事より遺伝的要因が90%とのことである。これが今まで見つかってないのは不思議であり、今回の発見も肥満遺伝子発見の副産物としてみいだされたもの。
HMGA2の役割はまだ不明だが、様々な病気と関連する遺伝子の可能性がある。背の高い人は特定の癌が多いとか、骨粗鬆リスクが高いとか、身長が低いと心臓リスクが少し高くなるなど・・
情報ソース:
http://www.wellcome.ac.uk/doc_WTX040755.html
'Nature Genetics'のオンライン版に掲載とのことである。
eedon, M. et al. A common variant of HMGA2 is associated with adult and childhood height in the general population. Nature Genetics, 2 Sept 2007
by internalmedicine | 2007-09-03 12:06 | 医療一般
