相撲も、記者クラブも どっちもやめたらぁ・・・と思う

昔からすもう実況でよく聞いていた 杉山邦博氏が、相撲協会批判で取材証剥奪されたとのこと

東京相撲記者クラブの会友で長年、相撲報道に携わってきた元NHKアナウンサーの杉山邦博氏(76)に対して、日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱)が、取材証を没収していたことが11日、分かった。杉山氏は朝青龍問題でコメンテーターとして複数のテレビ番組に何度も出演。理事長はそれを協会への批判と見ていた。同クラブでは同日付で抗議文を提出し理事長に撤回を求めた
スポニチ[ 2007年09月12日付 紙面記事]
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2007/09/12/01.html

記者クラブ制度の問題点を象徴化する出来事で、興味深い。

所属組織とその記者クラブとの対立が表面化することは稀なため、うまくいけば、記者クラブ撲滅への良い地ならしになるだろう

衆知のことだが、国際的にもこの制度は“報道の自由”を制限するものとして問題視されている。
日本の報道の自由:14位低下し、51位と急落編集 2006年 10月 24日http://intmed.exblog.jp/4563464/


行政や大規模組織(経団連など)はこの制度を利用し、自らに有利なように報道を利用する。そして、報道側は労せず情報を得ることができる。・・・取材側と組織には有利だが、購読者・視聴者を小馬鹿にしている制度なのである。

テレビ局においてはNHK以外は、視聴者=客ではない・・・これはスポンサーが客である。故に、低俗番組を放送しようが、実は客への背信行為とはいえないのである。
NHKや新聞社は購読者が客である。この客の利益である真実追究を無視してノーノーと記者クラブを続けることは悪なのである。
大新聞の横暴 2004年 12月 20日
http://intmed.exblog.jp/1455945/

by internalmedicine | 2007-09-12 12:28 | メディア問題  

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