夜間頻回透析で左室心筋量、QOLを改善
2007年 09月 19日
A Randomized Controlled Trial
JAMA. 2007;298:1291-1299.
末期腎不全:ESRD(end-stage renal disease)における年間死亡率は15%で、
心不全、突然死は多い。週6回の夜間透析vs週3回の通常透析において、左室心筋量とQOLに関する影響をくらべたランダムトライアル
Culletonらは頻回夜間透析が左室心筋量や血圧低下をもたらし、メネラル代謝やQOLを改善をしめした。左室心筋量はMRIによる測定で、夜間頻回透析は13.8g量が減少し、通常透析では1.5gの増加であった。収縮期血圧のの改善と、リン濃度、カルシウム塩、PTHホルモン値などの低下が見られた。
![](http://jama.ama-assn.org/content/vol298/issue11/images/medium/jpc70008t2.gif)
![](http://jama.ama-assn.org/content/vol298/issue11/images/medium/jpc70008f3.gif)
by internalmedicine | 2007-09-19 14:48 | 動脈硬化/循環器