ベル麻痺急性治療プレドニゾロンは有効だがアシクロビル有効のエビデンス無し
2007年 10月 18日
ベル麻痺は顔面神経の急性、特発性、片側麻痺であるが、血管由来、炎症性、ウィルス性適用員がヘルペス感染とともに関連していることが血清学的検査、脳の神経節の分析にて示唆されている。エビデンスは乏しいが、この病態に対してプレドニゾロンとacyclovirが単独あるは組み合わせて処方されている。Cochrane review(Cochrane Database Syst Rev 2004;4:CD001942-CD001942.)では両者の併用が評価されていた。
結論から言えば、ベル麻痺に関して早期プレドニゾロン治療は3,9ヶ月後の完全回復率を向上させるが、Acyclovirはそのエビデンスはなかったというもの
Early Treatment with Prednisolone or Acyclovir in Bell's Palsy
N Engl J Med. Volume 357:1598-1607 October 18, 2007 Number 16
ベル麻痺患者のRCTにて改善率は、症状発生後72時間以内のプレドニゾロン治療群の9ヶ月後94%、プレドニゾロン未治療群では82%(P<0.001)
Acyclovirあるなしでは85%、91%で有意差無し(P=0.10)
そういやぁ、昔、ベル麻痺に抗ウィルス薬が効くんだからめまいにも効くという言い張ってた人がネットで話題になってましたねぇ。その当時立ち上げられた自発的医療情報監視機関の活動とともに・・・
by internalmedicine | 2007-10-18 09:16 | 運動系
