過敏性腸症候群への催眠治療
2007年 10月 25日
Hypnotherapy for treatment of irritable bowel syndrome
Cochrane Database of Systematic Reviews 2007 Issue 4
クライテリア合致の147名、4つの研究。
1つは代替治療(理学療法、プラセボ錠剤)との比較
2つはwaiting-list対照
1つは通常の医療との比較対照
短期的検討により、催眠治療効果は、通常の医療でうまくいかなかった一群に対し、waiting list controlや通常医療より、腹痛やプライマリのIBS構成症状改善に優れており、有害な副作用報告はない。
しかし、研究方法の質やサイズがpoorであることで解釈に注意が必要である。
by internalmedicine | 2007-10-25 09:37 | 消化器