A型肝炎暴露後のワクチンvs免疫グロブリン比較試験
2007年 10月 25日
アメリカでも暴露後予防として免疫グロブリンのみが推奨されているが、ワクチンという選択に合理性がでてきたということ
カザフスタンでの、居宅、託児所暴露後の予防的処置としてのA型肝炎ワクチンと免疫グロブリンのランダム比較研究
あくまでも暴露後の感染予防処置としてのグロブリン接種と不活化ワクチンの比較
免疫グロブリン(3.3%)、ワクチン(4.4%)とも感染率低かった
非劣勢として合致したもので、A型肝炎ワクチンは長期免疫がもたらされ、暴露後予防として合理的選択ということになろう
Hepatitis A Vaccine versus Immune Globulin for Postexposure Prophylaxis
N Engl J Med Volume 357:1685-1694 October 25, 2007 Number 17
by internalmedicine | 2007-10-25 10:50 | 消化器