録音可能mp3プレイヤーを聴診器の代用とする
2007年 10月 29日
聴診がわりの平型マイクと記録できるmp3プレイヤーがあればまあ呼吸器系の聴診はそう困らないだろうと思ったが、直接、胸壁で録音するとは・・・さすがに思いつきもしなかった。
これは、先月に海外マスコミの話題になっていたもの(http://www.canada.com/topics/technology/news/gizmos/story.html?id=01c0ce51-6533-4f4a-a099-ca1033c95c07&k=84324)
Skjodtらは、聴覚学者Bill Hodgettsとともに、ストックホルムで、ERSの年次終会で彼らの発表を行った。Skjodtは呼吸器科医で、ここの大学の呼吸救急の助教の立場
ショッピング途中で2年前突然ひらめき、Hodgettsと共同で行った研究
A new digital stethophone:bioacousticanalysesofbreathsoundsrecorded
fromasimplemp3player
N.M.Skjodt , W.E.Hodgetts . Medicine,UniversityofAlbert
(PDF)
単純なmp3オーディオプレイヤー(iRiver model T30)で呼吸音を直接、記録、 standard bioacoustic software (Raven,v.1.3.1,CornellLab of Ornithology)による解析にて、スペクトラル相関と認識を検討
右中間第4肋間で、背側にて記録したもので、T6後棘突起で気管支音を記録し、pairwise timeとshort FFT transformed frequency spectrogramを記録。
単純なmp3記録されたものは呼吸音のスペクトラル上認識成分を正しく、移すことができた。津後の研究は器械の認識、人の近くとの相関、ブルーツース移動、他の臨床的音ウェーブレット技術を用いた方法などを検討とする
iRiver T30は販売終了になっているようである。現在は、T60?録音機能があり、12000円程度。
ダイレクト録音対応型mp3プレイヤーとなると、iAUDIO、東芝 gigabeat P シリーズ・・・何れが優秀かは知らない
医療器具として使うから、経費? (笑)
by internalmedicine | 2007-10-29 15:46 | 医療一般