人工甘味料・減塩補助人工添加物は細菌感染を考え食の安全を考えなければならない
2007年 10月 30日
Aspartame (NutraSweet) Toxicity Info CenterなるウェブサイトはFAQsを作っている。トピックスとしては、小児の行動変容への影響、formaldehyde蓄積の問題、特にDNA損傷につながる可能性、頭痛・痙攣・神経行動的な問題・胃腸・心血管問題、疲労、胸痛、めまいなどの報告などであろう。
どれほどのインパクトを持つものか不明だが、できれば、人工的でないものを日々意図的にとることが重要だが、昨今の食品業界をみれば、何を信用して良いのかわからない。
reformulationってなかなかぴったりした訳語が見つからない。添加物でよいのだろうか?
“組成変更、改質”ってことらしいが、砂糖の代わりにアスパルテーム、塩の代わりにKClといった肥満や心疾患頻度を減少させるよう食品成分を換えることのようである。
この種の添加物への新たなる視点の課題の提唱・・・
こういった添加物が、内因性の物理・科学的特性をもたらすのは避けられないことであり、食事由来の病原生物の成長や最終的に疾患の原因になる可能性などが示唆されている。
Roy Sleator と Colin Hill (University College Cork)が警告をしてい(Med Hypotheses. 2007 Apr 21;)。
塩と砂糖は、食品中にあり感覚刺激をするだけでなく、食品中の水分を減少させ、細菌繁殖を防ぐ保存料としての役割も担っているのである。
1990年 英国で、hazelnut yoghurtに人工甘味料であるaspartameを砂糖に代替して使用したところ、食品由来のボツリヌス症が大発生した。
「ヒト宿主内の消化とそれに関わる前の、こういった添加物の病原性細菌増殖の役割に関して情報が少ない。」と彼らは述べている。
こういった添加物は実は対微生物安全性に関しても考慮すべきなのであると彼らは主張している。
この健康増進のためのreformulationが必要とされるといことと、食の安全の問題を良く理解することは関連がある。
参考:
http://www.foodqualitynews.com/news/ng.asp?n=76254-salt-reduction-reformulation-food-poisoning
by internalmedicine | 2007-10-30 10:22 | メディア問題