閉塞性動脈硬化症(PAD)抗菌剤治療治験報告

クラミジアと動脈硬化に関して否定的結果が多いと思うのだが・・・案の定・・・
Rifalazil Trial (PROVIDENCE-1) Fails to Provide Significant Clinical Benefit in Patients With Peripheral Arterial Disease・・・と報じられている。


結局、Cilostazolの宣伝になってしまってるが・・・(笑)

Study assesses antibiotic effects in treating chlamydia pneumoniae in peripheral arterial disease
AHA News 11/07/2007
peripheral arterial disease (PAD)に関しては、Cilostazolが唯一といえる治療法で、少なくとも40%の患者で歩行距離を改善したという薬剤はこれだけであろう。

PROVINCEトライアルは、血管構造へのC.pneumoniaeの影響を理論としてなされたもので、抗菌剤rifalazilで動脈硬化予防、間欠性跛行、運動時の下肢けいれん症状など軽減効果がみられるはず

対象は、40-80歳の297名の男女、間欠性跛行の原因診断としてPAD患者

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なんかはっきりしないNews Release

by internalmedicine | 2007-11-08 14:08 | 動脈硬化/循環器  

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