がんばると毛が抜けるかどうか?

【誰が一番この分野で“毛が抜ける”ほど頑張ったのか】

・・・がんばると毛が抜けるかどうか、どこかで解説してみたいのだが・・


2.5GHz帯事業参入を巡り公開討議,ソフトバンク孫社長がウィルコムとKDDI陣営の排除を主張
ITPro
これに対して孫氏は,「誰が日本を世界一ブロードバンドが安くて速い国にしたのか誰が一番この分野で“毛が抜ける”ほど頑張ったのかパソコンを使ったブロードバンドのワイヤレス化ということであれば,我々の方が得意である」と,Yahoo!BBでの実績をアピールした。



AGA(男性脱毛症)のCMはYahoo!のホームページによくあげられているので・・・おもしろいと思った。

もっとも問題となり、もっとも頻度の多いものは、AGAすなわち、アンドロジェン型脱毛症である。女性でもこのAGAがあり、心理的影響が強いという報告がある( J Am Acad Dermatol. 1993 Oct;29(4):568-75. )。
女性96名、男性60名、対照56名女性として、標準アンケート法にて調査したところ、AGAは明らかに両性でストレス経験があり、女性においてはさらに苦悩経験と関係する
対照に比べ、AGA女性はよりネガティブなボディーイメージをもつ。AGAの逆境の程度と特異的相関関係が認められた


この報告は後顧的調査のため・・・エビデンスレベルはそう高くないだろう。

あるレビュー(The psychosocial consequences of androgenetic alopecia: a review of the research literature. Br J Dermatol. 1999 Sep;141(3):398-405.)の記載は、
AGA性の脱毛の社会的なプロセス、心理学的機能、心理社会的アウトカムを検討したレビューでも、社会的知覚に関してネガティブだが、軽度の影響がみられた。
より重要なのは、AGAは中等度のストレス状況によりとくにボディーイメージ満足度を減少する状況にて経験するものであること。自尊心破壊、心理的調節不能が男性や治療を求めている人達より女性で多く見られること。さまざまな関連する(vis-à-vis (フランス語で 'with regards to' or 'in relation to'))「リスクファクター」が同定されている。
とある。

一致してみられるのは、AGAが心理的影響を与えることで、特に女性においては深刻ということ。ただ、AGAの原因としての心理的ストレスはどうなのか?・・・そのエビデンスは十分でないように思える。


さて、“はげるほどがんばる”という前向きな行動とそれにともなう社会的知覚がいかに頭髪喪失と関係するか? ・・・ う~ん 問題だ!




(ADSLを問題がなかったとはいえないが・・・)孫氏の日本国中にADSLを広げた功績は大きい。田舎ほどそのありがたみが実感するのではないだろうか。返金せず電話加入権を一方的に廃止するミカカはYahoo!が動きを見せなければ全くやる気なかったはずだ。なにせ田舎にはそのころISDNさえ広げてなかった。

いまだに光がくる予定すらない田舎の私はあの禿頭(失礼!)に感謝しなければならないのだろう。

by internalmedicine | 2007-11-26 08:30 | 医療一般  

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