家庭内暴力における子供の医療問題

米国小児科はこういう社会的な問題への取り組みって積極的である。日本の小児科学会ももうちょっと積極的であってくれたら・・・・と思うのだが・・たとえばメディアによる健康被害状況などの提言すべき時期だろうとおもうのだが・・・

intimate partner violence (IPV):家庭内暴力による虐待される母をもつとその子供は健康状態に大きな影響を及ぼす

・IPV歴のある母をもつ子供はもっとも医療とそのコストがかかる。この群では11%増加する。

・子供が生まれる前で無くなったIPV歴のある母親を有する子供も精神・プライマリケア・特殊ケア・薬物サービスなどが有意に多い。医療コストはこの群では24%増加する。

・IPVに直接さらされている子供はEDやプライマリケア受診が多く、精神ケア使用が3倍となり、そのコストは16%増加

by internalmedicine | 2007-12-15 09:18 | 精神・認知  

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