Web3.0と医学

BMJがんばりすぎでは?・・・ほとんど全部無料がよみがえっている

22 December 2007 (Vol 335, No 7633)

Web3.0の話

医学的に信頼できるPubMed、 Clinical Evidence、Cochrane Libraryなどなのだが、その検索の容易さで、googleが汎用されている。“情報過多(information overload)が故のアプローチ危機といった問題が生じているのである。web 3.0とやらになっても良好なチャンネルが構築されなければ同様な混乱は続くであろう。
2008年にはこのweb 3.0とやらが大きな影響をもたらすだろう。生物情報に関して、頼巨大なデータを加工するのが普通となるだろう。情報がオープンに、透明性をもって供給されれば医学の知識構築には大きな役割が果たされるという期待とともに・・・



Web2.0・・・というのも曖昧なくせに・・・3.0かよ!・・と思うのだが・・・

昨年は、BMJはWeb2.0と医学的なWikiを紹介している
Bloglines www.bloglines.com RSS reader
Citizendium www.citizendium.org/ Expert wiki
Connotea http://www.connotea.org Online reference organiser
Del.icio.us http://del.icio.us Website tagging
Flickr www.flickr.com/ Photo sharing
Ganfyd www.ganfyd.org Medical wiki
Google blogsearch http://blogsearch.google.ca Blog searches
Google health www.google.com/coop/topics/Health Create your own search tool
MedWorm http://medworm.com/ RSS aggregator
SlideShare http://slideshare.net Slide sharing
Wikipedia http://en.wikipedia.org/wiki/ All purpose wiki



・・・ネットってのはどうも大げさな言いぐさが多くて内容としてはしょぼいのが多いのが特徴になっているようで・・・


Web 3.0 and medicine
BMJ 2007;335:1273-1274 (22 December)

昨年のクリスマス時期は、医学ブログとRSSフィードがホットなテクノロジーの話題となっていて、最新のWeb2.0上の学究的出版、たとえばオープンアクセスと医学Wikiのメリットについて議論がなされた(BMJ 2006;333:1283-1284 (23 December) )。

次のWeb 3.0はすでに存在するか?

最近、web 3.0の医学的メタファーを考案し、1995年にはグラフィカルなWeb、2007年後半にはsocial webが開発された。web 1.0と2.0は未発達・途上中のもの、web 3.0はより成熟したwebであり、情報収集のよりよき"pathway"がもたらせられ、情報の認知過程のより能力をもつものが形成されるだろう (Personal communication, A Wong, 2007.)と述べている。


なんだかもっとわからなくなるのだが・・・

web 3.0をsemanticwebとも呼ぶらしいが、両用語に若干の違いがあるのこと

web 3.0はマーケッティングpolyとして“次世代の大物”としてしばしば使われる用語でもある。web 3.0の特徴は、コンピューターへの対話伸しやすさであり、仕事上必要なタスクを宵にするものである。これはウェブを巨大なデータベースへtransform数rものであり、PubMedのlineをミス美付け、信頼できる医学ライブラリーカタログの一つとなるものである。(The semantic web as a large searchable catalogue: a librarian’s perspective. Semantic Report. 2007.)

SemanticWebとは
、「Webページを人が見て自分で判断するだけでなく、計算機同士や人間と計算機が、ホームページの内容とか計算機に登録された内容をもう少しうまく扱う」という目的で開発が進められている


なるべくWikipediaは使いたくなかったが・・・今回の趣旨だと許されるだろうと・・・
セマンティック・ウェブ(Semantic Web)はW3Cのティム・バーナーズ=リーによって提唱された、ウェブページの意味を扱うことを可能とする標準やツール群の開発によってWorld Wide Webの利便性を向上させるプロジェクト。セマンティック・ウェブの目的はウェブページの閲覧という行為に、データの交換の側面に加えて意味の疎通を付け加えることにある。
Wikipedia



BMJに戻ると・・・以下の区分が書かれている・・・
Web 2.0

"The document web"
Abundance of information
Controversial
"The social web"
The second decade, 2000-9
Google as catalyst
Wisdom of the crowds
Mashups, fragmentation
Search, search, search
Google’s Pagerank algorithm
Lawless, anarchic
Print and digital


Web 3.0
"The data web"
Control of information
No less controversial
"The intelligent web"
The third decade, 2010-20
Semantic web companies as catalyst
Wisdom of the expert
integration, new tools
Why search, when you can find?
Ontologies, semantic systems
Standards, protocols, rules
Digital above all else
元表

by internalmedicine | 2007-12-22 09:21 | 医療一般  

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