降圧利尿剤で糖尿病増加と結論づけは早計

半年前の論文で、見逃していたのですが・・・

ALLHAT研究→JNC7までの利尿剤第一選択薬の流れに対する批判がCCB(カルシウム拮抗剤)御用教授によってなされているが、いままでの研究のサブ解析では結論づけられないという論文

2004.1.19 利尿薬で糖尿病は増加するのか、批判的レビューが登場  MedWave

1つの症例対照研究、8つのコホート研究、14のRCTで検討した結果、一次目標エンドぽんととして糖尿発生率を調べたものはなかった。方法論的な質が低いもので、非ランダムかトライアルからのような結論としか言いようがない。
治療混合、post hoc analysisからの内因性のバイアスなど、いくつかのバイアス源によりランダム化研究のエビデンスも限定的なものである。
高品質のスタディーからのデータでは糖尿病発生頻度はサイアザイドやβ‐遮断剤で不変~増加するか、ACE阻害剤、CCB、ARBで不変~減少ということを示唆。

by internalmedicine | 2004-07-16 11:56 | 動脈硬化/循環器  

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