H pylori ワクチン
2008年 02月 06日
ヘリコバクター・ピロリ感染は世界的に広がっており、胃炎、PUD、MALToma、胃腺癌の重要な原因でとなっている。
感染は主に小児期であり、治療を受けなければ持続感染を受けることとなる。
H pyぉり蛋白サブユニットのワクチンが一部動物実験で試みられているが、ヒトでのワクチンはアジュバント関連の副作用が示され、有効性は中等度といったところであった。
新しいワクチン方法(DNA、生ベクター、“bacterial ghosts”、 “microspheres”)が開発されている。適切なワクチン時期と方法に関しての疑問、費用効果の高い商品と投与戦略に関して発展途上国において使用が有効となろう。
Mayo Clin Proc. 2008;83(2):169-175
by internalmedicine | 2008-02-06 11:21 | 感染症