よりよき長寿の秘訣:積極的運動、禁煙、肥満防止、高血圧・糖尿病予防

老人男性の健康状態・機能の維持を維持した長寿における非遺伝的な側面の研究をPhysicians' Health Studyに基づきなされた。

Disentangling the Roles of Disability and Morbidity in Survival to Exceptional Old Age
Arch Intern Med. 2008;168(3):277-283.
Yatesらは、初老期の良好な健康・ライフスタイル要因が生存期間と後年の機能と相関するか検討した。

90歳以上の970名の男性の間で、定期的な積極的運動と喫煙歴・過体重・糖尿病、高血圧がないことが例外的な寿命と相関した。

加えて、運動は後年の身体機能良好性と相関し、過体重、喫煙は機能低下と相関する。
喫煙は後年の知的機能の減少と有意に相関する。

例外的な長生きは加齢関連疾患、後年発症の疾患、身体・知的領域の良好な生活機能、自己関連疾患の良好性が寿命の短い男性より優れている。



福田正臣先生には研修医の時にお世話になり、喫煙者の希望の星、泉重千代氏の長寿記録の真偽について直接話を伺ったことがある。確証もありそうな話だったが、その機会を失ってしまった。かりに喫煙者で、高齢であったとしても、例外なのにであり、喫煙を積極的に支持する根拠にもなるまい・・・故人の名誉を傷つけるよりはという福田先生は紳士的であった。

by internalmedicine | 2008-02-12 12:02 | 動脈硬化/循環器  

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