破裂動脈瘤に対する血管内治療(EVAR) レビュー・メタアナリシス

破裂動脈瘤に対する血管内治療(EVAR)ということで、普通、救急対応になるだろう


Endovascular repair of ruptured abdominal aortic aneurysms: A systematic review and meta-analysis
Journal of Vascular Surgery Volume 47, Issue 1, January 2008, Pages 214-221.e14
18の観察研究346名のREVAR施行者のpooled mortalityは21%(95%CI 13-29)
研究官のheterogeneityは偶然のみでは説明できず、手術volumeが実質的にheterogeneityを説明しうる。
研究特異的なクライテリアにしたがうと、破裂動脈瘤の47%(95%CI 39-55)はREVARでふさわしい症例となる。

回復手術施行非選択患者のヒストリカルな報告よりREVAR被施行者の死亡率は低い
死亡率は患者選択よりによるものかどうか、治療の新しい方法論が今後検討が必要。




(参照:http://pennhealth.com/int_rad/health_info/aaa.html



日本の救急は様々な理由で撲滅されたので、検討する必要もないかもしれない(皮肉)
まだ、割ばし訴訟は続くようだが・・・この裁判の急性期医療への悪影響ははかりしれないなぁ・・・などと

by internalmedicine | 2008-02-13 12:11 | 動脈硬化/循環器  

<< ヨーロッパにてタミフル耐性株H... “protection of ... >>