たばこの値段はどこまで上がるか?

今後のたばこの値段について考えてみた。

タバコ一箱1000円に値上げに? 喫煙者に大打撃か 2月13日 15時00分
http://news.ameba.jp/domestic/2008/02/11038.html
年間たばこ税額:2兆2400億円(平成17年度)(参考
 すでに都内のタクシーの全面禁煙が施行され、今月からは成人識別ICカード「タスポ」がついに本格的に導入される。何かと喫煙者の肩身が狭くなるご時世であるが、将来的には経済的にもきつくなるかも知れない。

「JTの人間と話していると、この先煙草の値段を1箱1000円程度まで値上げをするという話が出ていますね。もう確定事項だとのことでした」と話すのはJTに出入りする関係者の弁。

 これまで何度か煙草が値上がりし、その度に喫煙者が悲鳴を上げて来たが、今度は断末魔の叫びを上げることになるのか。

「さすがにいきなり1000円に値上げをするという訳ではないようです。段階的に値上げをしていくつもりのようですが、欧米では1箱1000円程度はスタンダード。それを考えると今までの日本の煙草の値段がいかに安かったかが分かりますよね」。

 1日あたり1箱消費したとしても月に3万円。よほどの稼ぎがない限り家計にダメージを与えることは必至だ。

「吸って益あるものでなし、これからさらに喫煙者は叩かれることは間違いない訳ですから禁煙するのももしかしたら賢明なのかもしれませんね」と彼は語った。

 喫煙者受難の時代はさらに進みそうだ。



”受難”という言葉には疑問で、情報ソースもいい加減だが、この記事に触発されたわけだ


1箱300円のうち税金(国23.7%+地方29.1%+たばこ特別税5.5%+消費税4.8%=63.1%)(参考)

これをみると税引き後のたばこの値段は36.9%で

平成17年喫煙率:全年齢 男45.8%(28,552千人)、女13.8%(9,027千人)
計 37,579万人(全人口29.4%)

http://www.health-net.or.jp/tobacco/product/pd090000.html

喫煙率が現在のX%程度となるとたばこ300円のうちの税金分190円程度は190÷(X/100)
たばこの原価?(税引き後の本来の商品値段)110円程度も、製品コストが生産量減少とともに高コストになると計算すれば110÷(X/100)となりえる。

故に、たばこの値段は喫煙者の減少とともに反比例して増加すると考えられる


男性喫煙率推移
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女性喫煙率推移
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上記条件を加味して大雑把に予想したたばこの価格予想
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人口減少、物価増加を加味してないので価格予想としては下限と考えてほしい



それにしても男性喫煙率の低下はきれいな一次回帰・・・感動するくらいだ!

それと、女性の喫煙率の減少あまりに少なすぎる!

by internalmedicine | 2008-02-15 08:16 | 血液・膠原病  

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