CABG時トラジロール使用による死亡率増加・腎機能低下

トラジロールについて”FDAが冠動脈バイパス術での使用に注意勧告、腎不全や心筋梗塞などのリスク増の可能性”があり、この種の抗プラスミン剤使用の安全性が危惧されている。

Aprotinin(Trasylol)は、CABG中の出血コントロールのため使われるが、入院死亡を増やすとのこと(NEJM Vol 358:771-783 Feb. 21, 2008
そして、単一施設研究にて、CABGのaprotinin使用は死亡率と腎機能低下をもたらす(NEJM 358:784-793 Feb. 21, 2008


抗プラスミン剤全般には安全性はどうなのだろう?

by internalmedicine | 2008-02-21 10:03 | 動脈硬化/循環器  

<< 超音波検査によるG spot発見 脊椎すべり症なしの脊椎管狭窄症... >>