山道がジグザグな理由

・・・といっても別に解決しているわけではなさそうだが、人間の身体的限界によりこの足跡形成ができたものではないかとして考察

In the race to the top, zigzagging is more efficient than a straight line
http://uwnews.org/article.asp?articleID=39870



二点を結ぶ直線が採痰コースであろうが、早くそして容易かというと・・・そうでもない


地形は水平でないとき特に顕著で、数学モデルで、急勾配のアップ・ダウンでジグザグコースがもっとも有効な方法であるということを示した。
University of Washingtonの景観考古学(landscape archaeologist)人類学準教授のMarcos Lloberaは、「ジグザグ、スウィッチバックは理解しているが、なぜなのかは理解できない」

過去の景観の動きを再構築することで、足跡でその起源を発見しようとするもの
まず平坦な地形で研究し、それが急勾配になると複雑になる。
一転、クリティカルなスロープがあり、数学的に直線的に行こうとするとあまりに代謝コストがかかるポイントであることが判明した。

本来向かう方向に逆戻りする方向へ行く必要があるときに、ジグザグが生じる
スロープが急なほど、直角に向かうこととなるのが重要という次第

人々の、身体上、biomechanics、スロープ昇降のエネルギーコストの違い故、足跡が発達する。

人々のアップダウンの異なるパターンとして、近道が発生する。
山を下るとき、ブレーキとして使用する以外のエネルギーが一般的に入らない。

昇降により異なる道ができることを期待するが、妥協点に到達し、明らかな近道は出現することがない。

足跡や道が作られ、発展するには他の多くの身体的要因があるだろう、新しいモデルは単純枯れたもので、出発点に過ぎないと述べている。
地形と関連し、その上の動きの異なるパターンを研究するシミュレーションエンジンを構築することを望まれる。
景観利用に興味を持ち、様々な社会・文化の蓄積によるものであると述べている。

by internalmedicine | 2008-02-21 16:36 | 環境問題  

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