新しいβ遮断剤:Bystolic(nebivolol)

昨年12月の話になるが、FDAで新規β遮断剤認可

β遮断剤って影が薄くなってたが・・・



Bystolic(nebivolol)は従来のβ遮断剤の副作用が少なく、心拍低下、心筋収縮性低下、レニン活性を抑える作用をもつβ1選択的薬剤であり、血管拡張効果、総末梢血管抵抗現象を来す薬剤である(http://www.drugs.com/newdrugs/bystolic-novel-beta-blocker-now-approved-fda-hypertension-759.html)。

新しいβ遮断薬nebivololはβ1選択性遮断薬であるが,L-arginin-NO経路を介して動静脈の拡張作用を有することが知られている。そこで耐糖能障害を有する対象で nebivololとatenololの効果を比較すると,atenololでは降圧と同時にインスリン感受性を低下させ,COを低下させる。このCOの低下とインスリン感受性は負の相関を示す。しかし,nebivololではこうした関係は認められず,インスリン感受性を変えない。このように,nebivololは血管拡張性β遮断薬に分類されるが,このβ遮断薬は内皮由来NO分泌を亢進させる作用を有している。3,741人の軽症高血圧にnebivolol 5mgを投与し起立性の血圧変化をみると,起立によりSBP,DBP,PPの増大傾向が認められる708)。高齢者においてnebivololとamlodipineは同等な降圧を示し,高い耐容性がある。amlodipineのほうが副作用が多い。http://www.lifescience.jp/ebm/sa/2003/0303/index7.html


Randomized trial to determine the effect of nebivolol on mortality and cardiovascular hospital admission in elderly patients with heart failure (SENIORS):EHJ 2005 26(3):215-225


AF予防効果はSENIORS study以外では認められた(EHJ February 8, 2007 )・・・

心臓NO産生↑・・・(Hypertension. 2007;50:652.)で心不全治療への期待


まぁそういったところか・・・

by internalmedicine | 2008-02-25 12:07 | 動脈硬化/循環器  

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