あたらしい禿治療薬の期待:先天性貧毛症原因遺伝子・リガンドの発見
2008年 02月 25日
"Nature Genetics"(2月24日)
G-protein-coupled receptorsとして知られているカテゴリーに分類される受容体構造が欠損することで禿が生じる。受容体へのhair follicleへ結合する内因性メッセンジャー(oleoyl-L-alpha-lysophosphatidic acid (LPA))を同定することもできた。このことは新しい薬剤への期待がもてるということを示している。
Hypotrichosis simplex(先天性貧毛症)は13q14.11-13q21.33の染色体に関係する常染色体劣性遺伝形式をもつ疾患で、P2RY5のhomozygous truncating mutationsである。
by internalmedicine | 2008-02-25 16:19 | 医療一般