1型糖尿病の食行動異常“Diabulimia”

Joslin Diabetes Center で、1型糖尿病女性ではインスリン量が少ない場合、まじめにインスリンをスキップしない人に比べ、3倍の死亡リスクと糖尿病合併症増加すると報告
インスリンをスキップをスキップする危険性に注目し、メディアで“diabulimia”と時々紹介される、糖尿病女性の食異常が生じ、死亡率と関連すると結論づけている。


Eating Disorders/"Diabulimia" in Type 1 Diabetes
http://www.joslin.org/managing_your_diabetes_4039.asp


234名11年フォローアップ研究で死亡率の増加が見られ、腎・下肢の問題が高率に認められる。
インスリン投与自己制限を13%で認め、行動頻度は予後に影響をもたらす。こういった女性は食行動異常症状も伴う。体重、体型に極端に関心を示し、やせを理想として、食事を極端に制限し、逆に過食し、下剤乱用、嘔吐などを行う。
糖尿病女性の健康問題としてこの"diabulimia"が浮上してきたという話


逆の話だが、インスリン増量は体重増加をもたらすからなぁ・・・「子供は成長のためカロリーが必要です」と、主張して、小児糖尿病でどんどん太らせていた栄養士の親玉がいて・・・???となっていたが・・・いまはどう指導しているのだろう。

by internalmedicine | 2008-02-27 15:02 | 動脈硬化/循環器

 

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