診療関連死に関する届出制度と中立的専門機関の創設へ向けて:日本内科学会

診療関連死に関する届出制度と中立的専門機関の創設へ向けて
日本内科学会(H20.2.28)

2006年2月:福島県立大野病院事件
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死因究明のための中立的第三者機関設立に向けての世論(?by 日本内科学会)
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2007年4月:「診療行為に関連した死亡に係る死因究明等の在り方に関する検討会」発足
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「モデル事業」
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2007年10月:厚生労働省・「診療行為に関連した死亡の死因究明等の在り方に関する試案」(第二次試案)
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・2007年12月:自民党・医療紛争処理のあり方検討会
第2次試案よりさらに踏み込んだ形で、医療安全調査委員会の創設に向けて「診療行為に係る死因究明制度等について」の声明

・2007年12月:厚生労働省第二次試案に対する内科・外科からの意見書について(日本内科学会
A)組織について
B)届出制度のあり方について
C)警察に通報すべきとされる「刑事責任を追及すべき事例」について
D)患者遺族との関係について
E)医療審議会の設置について

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自民党・厚労省の馬鹿たれどもが最終案策定を急ぐ可能性がある

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内科学会「このことに関する情報の周知や、最終案のあり方に関する議論は必ずしも十分ではありません。この中立的専門機関が国民の期待通りに機能し、医療安全の向上に貢献するには、各学会と現場の病院が建設的に意見を交わし、よりよい案を作ることが必須です。」
・・・ということで、拙速な最終案提出に対して意見を公表したというところか!




「診療行為に関連した死亡の死因究明等の在り方に関する試案」(第二次試案)に対する意見書
日本外科学会:平成19年11月2日

声明(福島県立大野病院の医師逮捕・起訴の件)
日本外科学会:平成18年12月19日

by internalmedicine | 2008-02-28 15:32 | 医療と司法  

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