大気汚染:北京オリンピック

喘息と大気汚染の関係は明らかである。オリンピック参加者に対して喘息などの既往や気道過敏性評価など行われているのだろうか?日本陸連がそれに対してどれほど真剣に対処しているか気になるところである。

地上オゾン値、SO2、PM、NOxなど喘息発作の一因となり、まともにその対策を行ってもその正常化まで15年かかっても米国では困難であった。これが一朝一夕に解決できる問題とは思えない(参考)。

選手の健康状態をまもるのも陸連の役割とすれば、オリンピック辞退も一つの方法と私は思うのだが・・・

"ゲブレシラシエ 大気汚染でマラソン欠場"
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080311-00000038-spn-spo
 男子マラソンの世界記録保持者、ハイレ・ゲブレシラシエ(34=エチオピア)が10日、北京五輪同種目への欠場を正式に表明した。「中国の汚染は自分の健康にとっては脅威。現在の状況では42キロを走るのは難しい」と答えた。世界の有力選手が、大気汚染を理由に欠場を決断したのはゲブレシラシエが初めて。


・・・賢明な選択・・・

長時間戸外呼吸をすることを考えれば身体的な影響がかなり気になるのはあたりまえ。





汚染指数(Air Quality Index)


by internalmedicine | 2008-03-11 14:18 | 環境問題  

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