光線過敏性

ケトプロフェン貼付剤使用者より光線過敏症の訴えを聞くような季節になった。

光線過敏性:photosensitivity
光線感受性増加物質と280-400 mmの波長の日光やフィルターされた光、人工的光の相互作用により惹起された皮膚の反応を呼び、2つに分ける: 光線アレルギー(photoallergy)と 光線毒性(photoxicity)


Phototoxicity:光線毒性
ラジカルが、ketoprofen-光線過敏ダメージが細胞膜破壊を生じ、赤血球光線過敏が細胞膜ダメージの指標として用いられてきていることなどin vitroの肝細胞培養にて研究がなされている。 lipid peroxidation processにおけるリノレン酸のphotoperoxidationを生じる可能性がある。フリーラジカルの存在がこの機転に関連することが判明。


Photoallergic reactions:
光線アレルギーは、免疫反応を含む細胞を介した過敏反応で、先行感作された患者で生じ、感作に潜伏期間がある。
NSAIDsの中でもketoprofenがphotoallergic contact dermatitis(光線過敏性接触性皮膚炎)の主要薬剤であり、交叉感受性反応が、他の消炎剤、たとえば、 チアプロフェン酸(tiaprofenic acid)、 fenofibrate 、 oxybenzone-harbouring benzoyl ketone 、 benzophenoneなどでも生じる


Photosensitivity to Ketoprofen: Mechanisms and Pharmacoepidemiological Data
Drug Safety, Volume 22, Number 5, May 2000 , pp. 339-349(11)


光線過敏症と薬
光線過敏症を起こしやすい薬には、ニューキノロン、NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)、クロルプロマジン、チアジド系利尿薬、テトラサイクリンなど
・抗生剤:
光線毒性作用
・テトラサイクリン、フルオロキノロン、Sulfonamides
・NSAIDs:光線毒性・光線アレルギー両者
Ketoprofen

光線毒性のみ:
Ibuprofen、Naproxen

光線アレルギーのみ:
Celecoxib
・利尿剤:
光線毒性のみ:
Flrosemide

光線毒性・光線アレルギー両者:
Hydrochlorothiazide
・抗精神薬:
光線毒性・光線アレルギー両者:
Phenothiazines

光線毒性のみ:
Thixanthenes
・Retinoid、PDT prophotosensitizerは、光線毒性というのは当たり前

・Amiodarone、Diltiazemの光線毒性は重要



皮膚の光線過敏症
光線過敏症は日光アレルギーとも呼ばれ、日光によって引き起こされる免疫システムの反応です・・・これらの反応は遺伝する傾向があります。全身性エリテマトーデス、ポルフィリン症などが原因となって、太陽光にあたった皮膚が損傷を受けることもあります。

日光じんま疹は・・・
化学物質による光線過敏では、日光に短時間さらされた後に、皮膚に赤みや炎症、ときには茶色や青の変色が生じます。この反応は日焼けとは異なり、ある種の薬や化学物質を服用、または皮膚に塗った後で日にあたった場合にしか現れません。こうした化学物質には、一部の人を紫外線に対して過敏にする作用があります。かゆみを伴うじんま疹ができた場合、日光がきっかけで薬に対するアレルギーが誘発された可能性があります。


多形日光疹は・・・・メルクマニュアル

by internalmedicine | 2008-03-24 09:06 | 内科全般  

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