殺虫剤とパーキンソン病リスクより明確に・・・
2008年 03月 29日
(Chemical exposures and Parkinson's disease: A population-based case-control study." Movement Disorders Volume 21, Issue 10 , Pages 1688 - 1692)
量反応関係がみられると、より真実みが増してきた・・・
Pesticide exposure and risk of Parkinson's disease: a family-based case-control study
BMC Neurology 2008, 8:6doi:10.1186/1471-2377-8-6
319名のケースと296の親族と他の対照で調査
包括的に、PD患者で有意に直接殺虫剤暴露報告例が非暴露親類より頻度が多い、 (odds ratio=1.61; 95% 信頼区間, 1.13-2.29)
暴露頻度、期間、累積に関してPDと有意に相関する量反応パターンがみられる (p<0.013)
直接殺虫剤使用との関連は性別でばらつきは見られないが、PDの家族歴により修飾される。
殺虫剤の機能別分類によると、殺虫剤 と 除草剤でPDリスク増加が見られる。
2種の殺虫剤、有機塩素系と有機リン頚は有意にPDと関連がある。
by internalmedicine | 2008-03-29 10:04 | 運動系