ASTEROID:スタチン冠動脈狭窄病変退縮効果証明

触れないわけにはいかないので・・・

ASTEROID研究:冠動脈動脈硬化病変退縮効果証明
24ヶ月で、平均%直径狭窄度37.3±8.4% (中央値 [最小-最大] 35.7% [26-73%]) → 36.0±10.1% (中央値 34.5% [8-74%] P<0.001)
最小内腔直径は」1.65±0.36 mm (中央値 1.62 [0.56-2.65] mm) → 1.68±0.38 mm (中央値 1.67 [0.76-2.77] mm P <0.001)



"Effect of rosuvastatin therapy on coronary arterhy stenoses assess by quantatitive coronary angiography in ASTEROID"  Circulation 2008; DOI: 10.1161/CIRCULATIONAHA.108.773747.


40 mg/d・・・というのは・・・!
通常、成人はロスバスタチンとして1日1回2.5mgより服用を開始するが、早期にLDL-コレステロール値を低下させる必要がある場合には5mgより服用を開始してもよい。なお、年齢・症状により適宜増減し、服用開始後あるいは増量後、4週以降にLDL-コレステロール値の低下が不十分な場合には、漸次 10mgまで増量できる。10mgを服用してもLDL-コレステロール値の低下が十分でない、家族性高コレステロール血症患者などの重症患者に限り、さらに増量できるが、1日最大20mgまでとする。
・・・うーん、日本でASTEROID治験結果そのまんま使えない!

by internalmedicine | 2008-04-02 15:32 | 動脈硬化/循環器  

<< HBs抗原陽性患者へのラミブジン 80歳超の高齢者降圧治療 (H... >>