アルツハイマーワクチン:プラークには効果あったが、認知機能には・・・

この動物実験のワクチン効果の解離に関してその解釈が問題になるだろう・・・

A Two-Year Study with Fibrillar β-Amyloid (Aβ) Immunization in Aged Canines: Effects on Cognitive Function and Brain Aβ
The Journal of Neuroscience, April 2, 2008, 28(14):3555-3566;



解説:
Alzheimer's vaccine clears plaque but has little effect on learning and memory impairment
http://today.uci.edu/news/release_detail.asp?key=1755


Headらは、加齢犬2年間のワクチン投与、ワクチンはβアミロイド1-42蛋白で、脳プラークの蛋白に対する抗体産生促進的に働く。
人間と同様に、βアミロイドプラークは自然に沈着するためこの研究に用いられた。

結果は、認知機能低下測定行動試験にて軽度の差異しか認めなかった。脳の生検では、プラーク自体は脳の多くの部位、学習記憶に関係する部分entorhinal cortex(内嗅皮質)で消失し、可逆性変化の可能性を示唆した。

by internalmedicine | 2008-04-05 09:44 | 精神・認知  

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